クメールの探求


笠石
   NO2







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多くのクメール寺院は  再建されている寺院が多い

笠石は その形から壊れずらい形をしています

結果 再建された寺院の境内に その寺院より 年代の古い笠石が残されていることがあります

その笠石を紹介します





参考



シエムリアップ州


プラサート トー

この寺院はバイヨン様式の
寺院ですが
7−8世紀と思える
笠石が
境内にありました

参考


プレイ ヴェイン州


ワット プラサート


この寺院には
クメール寺院の
寺院跡はありません

「基壇に使用されてと思える
ラテライトはあります」


仏教寺院の境内に
サンボール プレイ クック様式のリンテル 小側柱と 
この笠石が保管されています

従って この笠石は
7世紀のものでは?
参考


プリア ヴィヒア州


ワット プラサート
コクバン


この寺院はバプーオン様式の
寺院で寺院跡
リンテル 小側柱などが
残されて居ますが


この笠石

7世紀のものでは?
参考


コンポン チャム州

プラサート テック チャア

レンガ造りの伺堂1基
10世紀

リンテルを支える小側柱は
コンポン プリア様式の
8世紀

この笠石も8世紀では





このページで4個の笠石を紹介  その内 三個の笠石は再建された寺院の境内に笠石がありました

プラサート トーは13世紀初めの寺院 笠石は7-8世紀のもの   ワット プラサート コクバンは11世紀の寺院 笠石は7世紀のもの  プラサート テック チャアは10世紀 笠石は8世紀のもの




これらは ジャヤヴァルマン2世が9世紀 クレーン山でクメール王朝の設立の宣言を行ったと言われていますが

クメール寺院は7世紀から受け継がれていたものでは

すなわち クメールは7世紀から始まり 13世紀初めまで続き ジャヤヴァルマン2世が9世紀は 単なる通過点の時では



そんなものが想像ができる笠石では



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