クメールの探求

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「インドの石像 」


クメールはインドから 仏教 そして ヒンドゥー教を受け 多くのものを受け入れました

そのインドの主に石像を見ていきましょう


   
 

アンジャンタ石窟   仏の立像  頭部は螺髪  像の左右に柱  その上にマカーラが描かれ 口からベルトが噴出されている

 
   
 
  エレファンタ   石窟に描かれたシバ神  クメールでも おおくのシバ神の像が造られました

 

上記 2枚の画像はインドの寺院に描かれた仏とヒンドゥー教のシバ神です



クメールの石像

 
 
この石像のサンポットのデザインは クメールでは4-5体の石像が見られますが
インドの石像では 見られません
 

 「カンボジア  タケオ州 プノム ダー 6世紀像」

 

 この石像は僧帽をかぶっています  僧帽には何も描かれず 無地です
インドでは 円筒形の帽子が 多く描かれていますが  無地は 全くありません

「7世紀像  プノンペン博物館 展示」



これからインドの多くの石像を紹介しますが  上記 2体のサンポット「デザイン」と僧帽「無地」がありません


何故?


 
 
今回  インドの石像を 取り上げたのは クメールの初期 インドの影響を強く受け
ヒンドゥー教 仏教を取り入れ 多くの寺院を造り その寺院に像を収め それを祭る

その像の中にに 頭部が円筒の形をした 僧帽が 取り入れられ
 インドの像  クメールの像に多く見られますが
インドの像には 僧帽に 何かが描かれ  
クメールには何も描かれていない無地  これ 何故? が
今回 インドの石像を取り上げ  インドの5世紀から8世紀に 像の寺院 博物館で見てきました

 

珍しい 僧帽をかぶる青銅像  7世紀 

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