クメールの探求

  NO1

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カンボジア  プリア ヴィヒア州


プリア ヴィヒアのリンテル  「バプーオン様式」 11世紀

リンテルに横一列に 3CMほどの穴が開けられています


クメールでは6世紀から13世紀初めまで 建物の開口部 又 偽扉の上に リンテルがあり その表面に 文様が描かれています

何も 文様を描く砂岩の表面に 穴を開けなくても いいのではと思いますが

尚  このリンテルの穴 15個で カーラから左の横の穴は栓がされた居るのでは 

カーラ 右 4番目の穴も栓がされているのでは

 

砂岩  多くの国で 建物に使用されていますが 他の国では 砂岩の 穴が開けられている所があるのか?


又 なぜ クメールでは 砂岩 又 ラテライトの面に穴が開けられたのでしょうか
 




NO1


ダルマサラ

砂岩で造られている
この建物

その砂岩の50%以上に
穴が開けられています



「バイヨン様式」
NO2


デヴァター

サンポットに三個の穴が


クメールで多くの
デヴァターが
描かれていますが
穴があけられている
デヴァターは少ないのでは




「バプーオン様式」
NO3


回廊の屋根部に

あけられている穴


一般に屋根は
雨  光を遮る目的で
造られたもので
穴は雨には
不向きなものでは


「バイヨン様式」
NO4


破風飾りに穴が


この破風飾りも
リンテルと同じく
いろいろなものが
描かれているもので
穴が開けられている
砂岩を使用すると
作成時
不便と思いますが


「バイヨン様式
NO5


リンテルを支える
小側柱

左右のものとも
穴が開けられています

この小側柱に
なぜ 穴が開けられた
のでしょう



「バプーオン様式」


砂岩  又 ラテライトの リンテル   建物  像   屋根  破風飾り  小側柱などに小さな3−4Cmほどの貫通していない小さな穴が開けられています

上記  画像 6枚を見ても このあけられている穴が 何の目的を持つのか?

これから 状況を 調べていきましょう

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